Eclipse で Python を使うための準備 (2)2015年03月24日 00:42

Eclipse で Python を使うための準備の続きです。

(4) matplotlib (matplotlib-1.2.0.win32-py2.7) のインストール
注意: バージョン 1.3.1 以降はグラフの出力フォーマットが減らされているので、必ず 1.2.0 を使う。
matplotlib-1.2.0.win32-py2.7.exe をインストール

matplotlib のウェブサイト
http://matplotlib.org/

ダウンロードサイトは、
http://sourceforge.net/projects/matplotlib/files/matplotlib/

* グラフのサンプルをギャラリーで見れるので、どんなグラフ例があるか
一度見ておくと良い。
http://matplotlib.org/gallery.html

(5) matplotlib を使うために必要なパッケージ類の準備

グラフを書くために必要なパッケージ類は、
http://www.lfd.uci.edu/~gohlke/pythonlibs/

ここから、matplotlib に必須の 4 つの追加モジュールを選んでインストールする。
dateutil: python-dateutil-2.2.win32-py2.7.exe
pytz: pytz-2014.4.win32-py2.7.exe
pyparsing: pyparsing-2.0.2.win32-py2.7.exe
six: six-1.7.3.win32-py2.7.exe

(6) グラフを emf 形式の図に保存するための準備

emf 出力を使うと、
pyemf をインストールせよ、とのメッセージが表示されたので、pyemf-2.0.0.tar.gz
をインストールする。

ダウンロードサイト
http://pyemf.sf.net

解凍したディレクトリで、コマンド実行
コマンドは python setup.py install だったかな。
背景に地図を描くためのモジュール basemap
basemap-1.0.7.win32-py2.7.exe をインストール。

こんな風にマップが書けるらしい。
http://matplotlib.org/basemap/users/geography.html

色々試しておいた方が良さそう。

Python で emf って...2015年03月23日 23:24

ねえ、python で、emf って、不要なの !?
なぜそのようなことを言うのかと言いますと。

先日、わたし、新しいマシンに python の環境を整備しました。

python, numpy, scipy, matplotlib まで入れて、いざグラフ作成。

ところが !!

何度やっても emf ファイルが作れません。
matplotlib を使って作成したグラフが emf 形式に保存できなくなってしまったんです。

なぜ!?
なぜ!?

そして色々調べた結果、分かったこと。

matplotlib-1.3.1 のドキュメントに "変更点" の説明がありました。
こう書かれていたのです。
「機能の整理をして、emf 出力機能はこのバージョンから削除された」
何ですって...

そんなのあり!?

衝撃的すぎる...

だって、だって、... 使うでしょ。

皆さん、グラフとか作ったとき、どうやってワードなんかに貼りつけたりしているんでしょうか?

そりゃあ。
LaTeX とかで美しく文書を作れれば。
それはそれで良いですよね。


理想です。

でも現実は、目の前にあるのはワードです。
ワードに図を貼らなきゃ、仕事になりません。
ああ、みなさんはどうやってワードに貼っているんですか?

ビットマップ式の形式で貼るのか。
少なくともベクター形式にはしたいよ、やっぱり。

でも eps や ps だと情報が欠落するのか、相性が悪いのか、バグがあるのか、うまく行かない。
PDF はそもそもワード側で貼りつけることを想定してないし...

そんなこんなで、ひよぴよは今まで emf 形式を使って何とか頑張ってたんだけど、
♪♪ 私たち~これ~から~ どうして行くの~?♪♪ (スミマセン汗)

...

仕方ないのでひとまず、matplotlib-1.3.1 をアンインストールして 1.2.0 を入れなおしました。

ここに書いても仕方ないけど、どうか開発者のみなさま、この機能の復活を心からお願いします~。

Eclipse で Python を使うための準備 (1)2015年03月23日 23:15

今日は Eclipse で Python を使うための準備をしてみます。

(1) プラグインを追加する

PyDev というプラグインを使うのがメジャーな方法みたいです。
これを使うことにします。

まず、Eclipse のメニューバーの Help から、Install New Software を選択。

Work with: のところに "http://pydev.org/updates" と入れて add... を押し、
適当に名前を入力して (PyDevとか) OK する

しばらくして PyDev と表示されるのでチェックボックスをオンにして
先に進んでいくとインストールが実行される。

証明書を信頼するか聞かれるのでOKして最後に Eclipse を再起動する。

(2) プラグインを使用するように設定する
先ほどインストールしたプラグインを使用するようにします。
パスの変更と Java による通信の許可が聞かれるので OK する。
右上のパースペクティブに PyDev が表示されるので選択する。
これで PyDev プラグインが使用できるようになった。

(3) PyDev を使用するときの設定を変更する
これは自動でできているようだけど、一応確認します。 メニューの Window -> Preferences を選択する。

左側のツリーから、 PyDev - Interpreters - Python Interpreter を選択する。

最新の python.exe がインタープリタとして指定されていれば良い。
そうでなければ、追加する。

それでは、
python ファイルを開いて実行。

っと思ったら matplotlib が dateutil を使用する、とのインポートエラー。
あらら。

Eclipse をインストール2014年08月22日 00:38

ひよぴよの仕事パソコンはウィンドウズです。
かの有名な XP を使っていたのだけど、世間の騒ぎに乗って、数か月前に慌てて買い替えました。
ホントーはステキな Mac が欲しいんだけどなあ。

実は、ひよぴよはプログラム開発のほとんどを Visual Studio なるマイクロソフトの環境上で行っているのです。
そうなると、長年の蓄積のある環境の移行が大問題となるのです。

というわけで、今日は Mac への移行という壮大な目標への第一歩として
まずは、Mac を想定した開発環境を探し、試すこととしました。
まず選択したのは、"eclipse" です。
本家ホームページは、https://www.eclipse.org/


Eclipse IDE for Java EE Developers をダウンロードすれば必要なライブラリ等は大体入っているみたいです。

zip 形式 なのでインストールディレクトリに自分で解凍しました。

インストール先は、空白文字を含まないパスとして、 C:\user\local\eclipse4.4\eclipse にしました。

また、日本語化のモジュールを使うとメニューが日本語にできるみたいですが省略します。


次に、使用する Java を変更します。
「Window(ウィンドウ)」→「Preferences(設定)」→「Java」→「Installed JRE(インストール済みのJRE)」 で、JRE になっているときは JDK に変更する


ようやくインストール作業は終わりです。
eclipse を導入したので、この環境上で、R や python が使えます。
少し設定作業が必要ですが。
それはまた今度書きます。