楽譜に初挑戦 ♪ の続き2013年06月19日 15:44

MusixTeX でドレミを書いてみる

前回、楽譜の tex ファイルを作成してタイプセットすると楽譜が生成されるのを確かめた。
そうなると、今度は音符をどうやって表現するのかが気になるところ。

これは音符です
「ここから音符の記述が始まります」という宣言は、"\startpiece" になります。
これに対応して、終わるところには "\endpiece" を書きます。

次に、その間に音符を書くことになりますが、「これは音符です」という宣言は、
"\notes ... \en" となります。
そして、その間の "..." のところに音程や音の長さを表わす記述をしていきます。

音程の表現
音程は、ドレミを c, d, e, ... で表現します。
表記は、

ラ → "a"
シ → "b"
ド → "c"
レ → "d"
ミ → "e"
ファ → "f"
ソ → "g"
ラ → "h"
シ → "i"
ド → "j"
レ → "k"
ミ → "l"
ファ → "m"
ソ → "n"
  :
これは z まで続きます。


↓ この音に対応しています。
abc... を楽譜にしたところ

ここまで書いたのは、ピアノで言えば真ん中あたりから右側の音になります。
低音側は、a より 2 オクターブ低いラから順にラシド... を A, B, C で表現することが
できて、さらにAより 1 オクターブ低いラから順にラシド...を {'A}, {'B}, {'C} で
表現できます。


↓ この音に対応。
ABC... を楽譜にしたところ

普通はオクターブ記号やヘ音記号を使うので、あまり出番がない文字も多いですね。
次にこれを使って音符にするには、音の長さを表す記述と一緒に先ほどの "\notes ... \en"
の中に書き込みます。 仮に全音符を使ってラ(a) の音を表現しようとすると、
"\notes\zw a\en" と書くことになります。

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